TECC,Tokyo Endovascular Challenging Conference

TECC 2020ご挨拶

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謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。平素はひとかたならぬお力添えを賜り、深く感謝申しあげます。

さて、来る2020年12月19日(土)、第3回目のTokyo Endovascular Challenging Conference(TECC)を、東京ベイ・浦安市川医療センターにて開催させていただきます。

誰一人予想すらしていなかったCOVID19の感染拡大は我々の日常から人と人のつながりを奪ってしまいました。様々なライブデモンストレーションが中止を余儀なくされています。しかし学びの機会を止めるわけにはいかないという使命感の元、我々は歩みを進めていきます。

時間的、空間的な不利をキャンセルできるWebライブデモンストレーションに可能性を感じ、手探りで始めたTECCも3回目を迎えます。とりあえずやってみた第1回、そして戦略的な宣伝と皆様方のご協力でたくさんの参加者と多くの反響をいただいた第2回を終えましたが、反省と3回目への新しいアイデアが次々と浮かんでライブデモンストレーションの未来を変える革新的な取り組みであるという思いは期待から確信に変わっております。

Webを用いた新しいライブであるTECCでは、既存のライブと違う新しい可能性がまだまだあります。第2回からチャレンジしている海外ファカルティの招聘。職場やリビングからも参加できるチャット機能、アンケートシステムを使えば術者たちのリアルな思いを共有することも可能となります。

今回のテーマは“The Age of Discovery”です。先の見えない新しい時代に、世界に通用する知識や技術を学ぶ航海の始まりです。日本中の足病で苦しむ患者に質の高い治療を届けるために、EVT技術の発展のために、またそれをアジアや世界の医師たちと共有するために進み続けます。しかし遠くに行くには多くの人と協力し合わなければいけません。COVID19で失われた人と人とのつながりを取り戻し、一緒に前へ進みましょう。

宇都宮 誠
(TOWN訪問診療所城南)